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第79回

オークス

【G1】

2018年5月20日(日)東京競馬場2400m芝

激戦に名乗りを上げた登録馬の中から
鈴木健一の脳が導き出す現時点での「殿堂馬」を公開

アーモンドアイ スカーレットカラー
ウインラナキラ トーセンブレス 
ウスベニノキミ  トーホウアルテミス
オハナ  パイオニアバイオ
オールフォーラヴ マウレア
カンタービレ ラッキーライラック
ゴージャスランチ  ランドネ
サトノワルキューレ リリーノーブル 
サヤカチャン レッドサクヤ 
シスターフラッグ ロサグラウカ

※現時点での「殿堂馬6頭」です、最終的な結論は毎週の「殿堂馬」で公開します。

最強3歳牝馬決定戦
オークス攻略戦

2018年5月20日(日)に開催されるオークス、
あなたがこのレースを攻略し的中を勝ち取るために、
【競馬の殿堂】鈴木健一による現時点での予想見解を公開。

「予想の結論」はいつも通り殿堂馬として公開しますが、
ここではその結論に至るまでの経緯を「鈴木健一の脳」としてお見せします。

出走馬が確定する前段階の予想、実はその中に、
予想構築する際の「考え方」が濃縮されているからです。

競馬を予想する時、鈴木健一は何を考えているのか?
あなたが予想構築する際の判断基準として活用してください。

どんな戦いになる?

2歳女王一強が崩れ、一気に混戦模様を呈してきた今年の牝馬クラシック戦線、新時代の幕開けへ、大注目の一戦、それが2018年オークスです。

激戦必至の舞台に駆け上がってきたのは、、、
桜花賞では閃光の脚で2歳女王以下を撃破したアーモンドアイ、敗れたとはいえ2着、雪辱を晴らすラッキーライラック、開幕週の馬場で見事に最後方からフローラSを差し切ったサトノワルキューレ、2戦2勝で未だ土が付いていないロサグラウカ、フラワーC勝ち馬にして桜花賞組と未対戦のカンタービレなど、超豪華メンバーが府中の舞台で大激突。

2歳女王一強が崩れ、一気に混戦模様を呈してきた今年の牝馬クラシック戦線、新時代の幕開けへ、大注目の一戦、それが2018年オークスです。

どうやって攻略する?

軸馬に「馬混みを嫌わず坂を上手くこなせる内枠差し馬」を据え、 相手馬に「軸と同型、又は、同じラップで押し切れる先行馬」を据えて勝負。

オークスが開催される東京2400mは、、、
3歳世代にとって2400mは長距離戦、つまり、スローペースからの瞬発力勝負というイメージが強いですが、実はハイペースになる事が多いのが特徴です。 昨年こそ入り200~400mの1Fタイムは11.6と「スローペース」展開でしたが、
ほぼ毎年10秒台になるほどペースは速まります。
となれば瞬発力だけではなくスタミナも併せ持っていることが好走の条件となります。

初めのコーナーまでの距離が約350mですが、
コーナーが緩く大きなカーブ形状をしている関係で、外枠の馬は道中で距離ロスが生じます。

そのため第1コーナーから第2コーナーをスムーズに運べるかどうかがポイントとなり、
第1コーナーまでのポジション争いを上手くさばく事が大切となってくるでしょう。
よって、内枠が優勢、外枠が劣勢になりやすい傾向にあります。

前半で体力消耗が激しいレースとなるのに加え、
直線の広さ、長さからも「差し」「追込」有利のコース、
特に差し馬の成績は目を見張るものがあります。

オークスの過去10年の3着内定占有率は
逃げ:3.3%、先行:10.0%、差し:70.0%、追込:16.7%となっており、

過去10年を見て、どんな展開になっても上がり最速の馬が馬券に絡んでいます。

先週Bコースに変わったとはいえ、
やはり開幕が進んだ東京2400mとなると、差し優勢は当然の流れでしょう。
特に今年の東京は「差し」が効いている傾向が強いので注意が必要です。

最後の直線の中でも特筆すべきは2000-2200mのラップで、
東京のゴール前200m(丁度2000-2200m)までは上り坂になっていますが、
2008年の稍重だった時でさえ11.8、速いときは11.1が出るほど速い特徴があります。 ここで置いて行かれる馬は馬券に絡んでくるのは苦しいでしょう。
「坂」の得意不得意を見極めるのも重要な要素の一つです。

各馬、前走から距離が伸びてきている上に直線の長いタフなレースになるため、
巧く折り合えて、長く良い脚が使える馬が狙い目ですね。

となると前走桜花賞から、今回人気を落としている馬、
後方から届かなかった馬、重賞実績のある馬に注意したいです。

軸馬に「馬混みを嫌わず坂を上手くこなせる内枠差し馬」を据え、 相手馬に「軸と同型、又は、同じラップで押し切れる先行馬」を据えて勝負。

特注産駒:
ディープインパクト、
ルーラーシップ

特注騎手:
M.デムーロ、
池添謙一

産駒面で見ると、、、

ディープインパクト、ルーラーシップ

今年はディープインパクト産駒、ルーラーシップ産駒、ロードカナロア産駒、オルフェーヴル産駒が大半を占めます。ディープインパクト産駒、ルーラーシップ産駒が良く走るコースですが、今年の3歳が初年度産駒のロードカナロア産駒、オルフェーヴル産駒は出走がほぼないため、このコースでどうなのかは分かりづらいところでもあります。特に今年はラッキーライラック=オルフェーヴル産駒、アーモンドアイ=ロードカナロア産駒ですので、血統面はあまり気にしなくて良い気がしますね。

騎手面で見ると、、、

M.デムーロ、池添謙一

M.デムーロの安定感は秀逸。計測期間内の複勝率は53%と、走れば2回に1回は馬券に絡む計算。とりあえず無視はできません。また、このコースでの安定感こそないものの勝負強さでは外人騎手にも負けない池添騎手の勝率に注目が必要でしょう。計測期間内の勝率は23%と高い水準です。

アーモンドアイ
あの衝撃の桜花賞から早1ヶ月、舞台を府中に移し再び乙女たちが激突する。その桜花賞を閃光の末脚で勝ち切った馬こそがこのアーモンドアイ。最近の桜花賞史上最も高いレーティングを与えらえるのではないだろうか。このレースの焦点はただ一つ、距離が伸びて速いペースの追走になっても、あの異次元の末脚が繰り出せるかという所だけでしょう。
カンタービレ
フラワーCの「並んでからの粘り」は圧巻でした。スローで流れたレースとは言え、内が荒れていた中山コースで外から競ってきたトーセンブレスをものともせずにゴールまで突き抜けたのは評価して良いのではないでしょうか。上位人気陣は確かに強いですがここは頑張って欲しいですね。
サトノワルキューレ
出遅れて最後方から前が残りやすい開幕週の馬場で33.4の脚で差し切り完勝。2400mを2度経験しているという点も魅力で距離への不安は感じられません。良くも悪くも未対決で相手関係は分かりませんが、ここでも強烈な末脚を繰り出して欲しい。
パイオニアバイオ
ルーラーシップ産駒は「距離は伸びるほど良い」と言われています、府中の2400mとなる今回はチャンスは十分にあるでしょう。前走の敗因もキレ負け、決してスタミナが切れてたれていた訳ではない点からも期待が高まります。
ラッキーライラック
2歳女王にして桜花賞2着馬。前走はマークがきつかった点、その馬群を割って競馬をしなければならなかった点など、血統的な点を考えれば逆転はまだまだ可能でしょう。距離は伸びる方が良いのはアーモンドアイ以上だと思いますし、東京の直線を抜群の反応で突き抜けたアルテミスステークスからも今走に期待できます。今回はマークも前走程にはならない見通し、女王復権に期待したいですね。
ロサグラウカ
新馬→500万条件を連勝し出走登録。中山の2200mをこなしてきているだけに陣営も距離不安はないでしょう。コーナーから直線に向いた時の加速は秀でたものがあり、高い瞬発力をもっています。中山の坂もものともせず直線を突き抜けた走りからも、脚の持続力が高い馬です。鞍上が上手く立ち回れば無敗のままオークスを制してしまうかも知れません。

最強3歳牝馬決定戦
オークス攻略戦

激戦に名乗りを上げた登録馬の中から
鈴木健一の脳が導き出す現時点での「殿堂馬」を公開

アーモンドアイ スカーレットカラー
ウインラナキラ トーセンブレス 
ウスベニノキミ  トーホウアルテミス
オハナ  パイオニアバイオ
オールフォーラヴ マウレア
カンタービレ ラッキーライラック
ゴージャスランチ  ランドネ
サトノワルキューレ リリーノーブル 
サヤカチャン レッドサクヤ 
シスターフラッグ ロサグラウカ

※現時点での「殿堂馬6頭」です、最終的な結論は毎週の「殿堂馬」で公開します。